satoko.me


この夏、レンはBBQ中にやけどをした。
幸いそんなにひどいやけどではなかったので、数日もすればきれいに治ったのだけど直後は「いたいいたい、シールはる!シールはって!」とたいそう痛がった。
この場合のシールとは「絆創膏」のことである。
彼の中ではどうやら絆創膏は万病に効く魔法のアイテムらしい。

2才ぐらいの時はケガしたところに絆創膏をはってもつっぱる感じがきもちわるいのか、自分でべりべりっとはがしてしまっていた。
そこで活躍したのがこのキャラものバンドエイド。
これならいつまででも(ケガが治っても)貼っていたいらしく、治っても何度も「ここにシールはるの」とリクエストしてくる。
それほど絶大な信頼寄せてる割にはバンドエイド、とは言えずに「シール」のままなんだけど。

こどもが出来る前はこういうキャラものの必要性がよくわからなかった。
が。こーいう事だったのか!というのが最近になってやっとわかった。
こどもが自らすすんでやりたがるきっかけになるのだ。
歯ブラシとか、パンツとか、靴なんかも、好きなキャラものだと本人のモチベーションが上がるのだ。
そして親はそれをうまく利用してきたのだろう、、、たぶん何十年も前から。
(例)「アンパンマンがハミガキしてって言ってるよ〜」

9月の3連休、風邪をひいて熱をだしたレンはお腹がしくしくと痛むのか
「おなかいたい、シールはるの」と訴えて来たのでトミカ博で買ったバンドエイドをお腹にぺたっと貼ってやった。
そうするとまもなくして、安心したのかスヤスヤと寝息をたて始めた。
ぽってりとしたお腹にトミカの車柄のバンドエイドが誇らし気にくっついているのをみて
「これで治るならなんぼでも貼ったるで!」
となぜか関西弁でウンポコさんが言った。
これで治るって信じることがいちばんの治療法だったりするもんなあ、と思う。そしてそれをまっすぐに、一点の濁りもなく信じられる純粋力が、ちょっとうらやましかったりする。